一開業獣医師になったのと同時に経営者にもなったわけなのですが、この業種の難しいとことは「商売」たるところを前面に出すことが必ずしもプラスにならないところだと思うのです。
とかく獣医療は「高い」といわれるのですが、比較する人間の医療では健康保険制度がきちんと確立されているため、患者さんには一部負担金という形で支払いをしています。動物の場合完全にそれに変わるわけではないのですが健保(ものによっては共済扱い)もあります。しかしながら任意加入なので、基本は全額負担になってしまうんです。ただし、本当に一患者にかかる医療費って人間よりも動物のほうが圧倒的に安めに設定されているんです(すくなくともウチの場合)。それでも当院を頼ってお越しいただいた方にはウチでできる最善の医療を提供しようとまい進しています。
つまりは勉強は必須なわけなのです。これを怠るのはすなわち「退化」しているのだと思うのです。ですから、開業してそんなに余裕はないにしても勉強会とかそういのにはできるだけ行くことにしています。診療も当然大事ですし、できるだけ多くの診察していこうと考えていますが、勉強会の場合は時間が決まっていてそれがどうしても自己の診療とかち合ってしまうことがあります。ここにジレンマが発生します。
自分がいろんな機会に得た知識経験が少しでも診療の中で生かしていかないと、診察時間の変更でご迷惑をおかけした皆様のためにもなりません。
私が考える「方向性」は、知識の吸収は怠りなく、それをきちんと医療でもって還元する。「金額」評価以上に「満足」のいただけるものを惜しみなく提供すること。それが双方のためになるのでは…と。そんなわけで、明日は大学にてお勉強の日。ウチの病院がウチの病院たらしめるための痛みを伴う「先行投資」です。経済的にはきついですが本人はけっこう楽しんでたりするのです。
来月はメディカルアロマのセミナーがあるし、どうしてもこれを活かしていきたいので今から復習して勉強です。
もっと本気で勉強するのならきっと海外でやるべきなんだろうと考えたりもしますが、今自分に与えられた状況の中で最善のことをやってみます。数年後余裕がでたら(そうならないと困っちゃうんだが)その辺のことは考えてみよう。文献やらレクチャーやらはwebで入手できるようになってきてるから昔よりうんと条件はいいはずでしょうから。
「もっといい獣医になりたい」って気持ちが大事なんだと思います。家庭も大事。だから仕事一辺倒なのもNG。実際家庭があるから助けられた面は非常に多いですし、これを両立させることが課題でもあり楽しみでもあります。目の前にはなかなか楽しい試練がたくさんありますが、普通にenjoyできる器のある人間目指します。
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