動物病院の選び方
ペットを飼っていらっしゃる方は、「どこの動物病院がいいのかなー」とお考えになることがあろうかと思います。
どうしても動物病院という特性上、新聞折込みたいなものがしょっちゅう入るわけでもなく、広告内容もかなり制限をされているために(「獣医師法」だったかな?)診療科目、医療施設の詳細、診療費などがはっきりしない点があります。制限をしているのにはそれ相応の理由があるので仕方が無いのですが、では「いかにして自分にあった病院を選ぶか」は結局のところ自分で判断せざるを得ないわけです。
一般のペットオーナーさんからの観点とは異なるかもしれませんが、一獣医師から見た動物病院選びのポイントをちょこっと書きます。
・診療方針の開示と選択をきちんと示していること(インフォームド・コンセントが実践されていること)
病気になった動物に対して、いくつかの治療法を提示し、納得をしていただいた上で治療を行うことはひじょうに重要です。中には「難しいことわかんないから、先生好きにやってよ」って方もいらっしゃいます。ただ、より重病で治療に対しても難しい選択を迫られたり、あるいは医療費がかさむものもあります。それらについて、主治医から説明をきちんとしてくれるかどうか…けっこう重要なのでは、と思います。
・質問に対してきちんと説明をしてくれること
どんな些細なことでもよいと思うのですが、ペットオーナーさんからすれば「心配だから病院に足を運ぶ」行為をされるわけです。それでもって抱えていた疑問がひとつでも解決できたら、それはその方にとって大変意義のあることです。
・診療費について明朗であること
聞きづらいことだけど、お金の問題はやはり大切ですよね。現に動物医療は決して安いとはいえません。ある程度、「この治療にはこれだけの費用がかかりそうです」というような説明があるだけでも安心ですよね。
・獣医師(担当医)がよく勉強をしていること
医療は日進月歩で進化します。勉強の歩みをやめれば、医療サービスもどんどんオ遅れをとることになります。知識や経験をフルに生かして皆様に最良の医療を提供できる努力を獣医師はしなければいけないと考えます。
・動物病院スタッフ、院内の印象がよいこと
雰囲気ってすごく大事だと思います。せっかくよい医療が提供できてもスタッフの態度とか院内の雰囲気が悪いとマイナスの印象をうけかねません。これもひとつの医療サービスです。
ざっとあげてみましたが、まだいろいろあるのかもしれません。診療費の値段の問題とか、診療時間とかあるでしょうね。これらも重要な要素です。
皆様ご自身で、信頼の置ける病院をお選びいただいて、飼い主さんとペットにとっての幸福な生活が送りましょう。病院側もよりよい医療と安心のサービス提供ができるように努力をしております。病院によって個性はいろいろあります。まずは気になる動物病院のチェックから始めてみてはいかがでしょうか。
うちの病院もかんばらねば。



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